本日も

西部劇パーフェクトコレクションに収録されている『国境の銃弾』と『復讐のカンサス』を観る。

『国境の銃弾』(1950年/監督:ジョージ・アーシャンボー)は、エドと相棒のチトが義援金を狙う悪党と戦うB西部劇。メキシコで大地震があり、慈善家のアニタ(イネズ・クーパー)が義援金と支援物資をメキシコに運ぶことにします。そのことを知ったロッド(ハウス・ピーターズ・ジュー)は無法者のバット(ジョン・ドゥーセット)一味と義援金を奪おうと計画。アニタの一行はバット一味に襲われ、通りかかったエド(ティム・ホルト)とチト(リチャード・マーティン)がバットを捕まえますが、義援金はロッドに奪われます。エドとチトがロッドを追跡し……

ティム・ホルトの身のこなしが軽く、動きがきびきびしていてグッド。だけど、それだけの作品。

『復讐のカンサス』(1952年/監督:ルイス・D・コリンズ)は、弟を殺した犯人を捜す男の物語。ジョン・ダニエルズ(ビル・エリオット)は、弟が殺されたという手紙を受け取ってカンサス州の町に向かいます。弟はスレーター(I・スタンフォードジョリー)の酒場の共同経営者。ジョンはスレーターを疑いますが……

弟が誰に殺されてもおかしくない悪党で、兄も悪党と思われて命を狙われるという面白い設定。演出が平凡で、サスペンスが盛り上がりません。