懐かしのパニック映画

録画していた『大空港』(1970年/監督:ジョージ・シートン)を観る。洋画劇場で観て以来の再見です。

猛吹雪のリンカーン国際空港、着陸した大型機がスリップして滑走路で横たわります。空港は機能が麻痺し、空港総支配人(バート・ランカスター)と航空会社事務所長(ジーン・セバーグ)が対応。事故機を移動さすために、ベテラン整備士(ジョージ・ケネディ)が支配人に呼び出されますが、車輪が滑走路をはずれて雪に埋もれており作業は困難。そんな中、第2滑走路からローマ便が飛び立ちます。機内には保険金目的に自殺しようとする男(ヴァン・ヘフリン)が乗っており、男の妻からの連絡で機長(ディーン・マーティン)と客室乗務員(ジャクリーン・ビセット)が男を説得。しかし、男はパニックってトイレ内でダイナマイトを爆発させます。損傷した飛行機は空港へ引き返しますが、第2滑走路は短すぎて事故機の着陸には危険。滑走路に横たわっている事故機の移動に全てがかかり……

仕事人間のランカスターは妻とは不仲で、自分の仕事を理解してくれるセバーグと愛しあっており、浮気男のマーティンはビセットから妊娠していることを告げられるという恋模様が並行して描かれます。人間ドラマより爆弾サスペンスが見どころで~す。