お爺アクションなので

録画していた『ブラックライト』(2022年/監督:マーク・ウィリアムズ)を観る。FBIの暗部に係わる陰謀を知った主人公がFBIと戦うアクション映画。

FBI長官ロビンソン(エイダン・クイン)直属のトラヴィスリーアム・ニーソン)は、潜入捜査官が危機に迫った時に救出し、更生させるという陰の任務を負うフィクサー。孫と過ごす時間を持ちたいと願い、引退を決意しますが、行方不明の捜査官ダスティ(テイラー・ジョン・スミス)を連れ帰るように命じられます。新聞記者のミラ(エミー・レイヴァー・ランプマン)と会おうとしているダスティを捕獲。トラヴィスはダスティからFBIが一般人殺害に関与していることを聞かされます。まさかと思うトラヴィスですが、ダスティとミラの記事を盗んだ編集長が抹殺され、ミラとともに極秘プログラムの存在に迫りますが……

緊迫感のない展開で、アッサリした結末。敵役がテレビドラマ『エレメンタリー ホームズ&ワトソンin NY』の警部役だったエイダン・クインなので、胡散臭さがなく悪の魅力がないんですよ。リーアム・ニーソンの映画で、こんなにハラハラ感のない作品は初めてです。駄作中の駄作!