続きで

友人に送ってもらった『沈黙の艦隊東京湾大海戦(全8話)』の後半(5~8話)を観る。

東京に向かっている原潜「やまと」に対して、米第3艦隊が待ちうけています。日本政府は「やまと」護衛のために沼田指令(田中要次)率いる第2護衛艦隊を派遣。第3艦隊は「やまと」攻撃に邪魔な護衛艦隊を攻撃したため、「やまと」は第3艦隊の旗艦空母を撃沈。日米首脳会談は、互いに主張を譲らず決裂。東京湾に入港した「やまと」は、オブザーバーのライアン大佐(ジェフリー・ロー)を解放し、艦長の海江田(大沢たかお)は日本との同盟締結に向かいます。日本政府は、極秘のシーバット計画に始まった一連のいきさつを公表。日本政府と海江田の同盟交渉の様子は全世界に報道されます。竹上総理(笹野高史)は同盟締結の条件として、「やまと」問題を国連で審議することを提案し、海江田は了承。ベネット(リック・アムスバリー)米大統領も了承しますが、「やまと」をテロリストと認定して、東京湾を封鎖していた第7艦隊に撃沈を命じます。海自の浮きドック「サザンクロス」で補修と補給していた「やまと」を沈めるために米原潜艦隊が東京湾に侵入。「たつなみ」が護衛につき、深町艦長(玉木宏)は身を挺して米潜水艦の攻撃を防ぎますが、航行不能に陥ります。米原潜の攻撃で沈没する「サザンクロス」から出た「やまと」は、「たつなみ」を救い、米原潜を次々と撃破。官房長官の海原渉(江口洋介)は、ジャーナリストの市谷(上戸彩)に事実を報道するように依頼。市谷はテレビのニュース番組で、米第7艦隊が約束を破って「やまと」を攻撃していることを報道。ベネット大統領はアメリカが悪者になるのを恐れて第7艦隊を撤退させます。

潜水艦の戦闘シーンのCG映像は暗すぎるという難点はありますが、昨日の感想と同様に、これまでの日本のドラマには見られなかった迫力があります。笹野高史江口洋介を中心とする政治ドラマ、玉木宏を中心とする自衛官のドラマも厚みがあり、原作に負けない満足できる作品です。シーズン2の製作も決定しており、米最強原潜との北極海での戦いや、ニューヨーク沖での米大西洋艦隊との戦いに期待したいで~す。