新作時代劇なので

録画していた『三屋清左衛門残日録ー再び咲く花-』を観る。北大路欣也主演のシリーズ7作目。

三屋清左衛門(北大路欣也)は、少年たちの喧嘩の仲裁をして、柘植俊吾少年(一ノ瀬嵐)と知りあいます。俊吾の父・孫四郎(甲本雅裕)は8年前に要人・吉崎(国広富之)の護衛に失敗していらい不遇をかこっており、清左衛門は吉崎暗殺事件を調査。親友の町奉行・佐伯熊太(伊東四朗)の助力で事件の背景に派閥争いがあることがわかり……

藤沢周平の原作はシリーズ3作目で終わり、4作目からは藤沢周平の短編をもとに脚色しています。本作は、「山姥橋夜五つ」を“三屋清左衛門残日録”の登場人物に合わせて脚色。いずみ玲の脚本は見事に融合しており、サスペンスと人情味あふれる出色の出来ばえです。それにしても、7年も続くと、伊東四朗の老齢化が目立ってきましたね。