本日は

録画していた『友を送る歌』(1966年・日活/監督:西河克己)を観る。力強い男の友情と、それを見守る清らかな乙女の交流を描いた青春歌謡アクション。

船乗りになることを夢見る良夫(舟木一夫)は、同じ夢を持つ親友の玄一(山内賢)を、2年後に会う約束をして故郷の北海道で見送ります。2年後に良夫は玄一のいる横浜にやってきますが、玄一は行方不明。バッグを盗まれ、困っているところを食堂の娘・みどり(和泉雅子)に助けられます。1年前までみどりと玄一は親しい仲でしたが、現在は音信普通。ハシケの船長・田山(二谷英明)と知りあい、良夫はハシケで働き始めます。休日にみどりと中華街に出かけ、偶然、玄一と再会。玄一は外国航路に乗っていたと語りますが、みどりは玄一が信じられません。玄一は、ヤクザの黒沼(土方弘)の下で密輸品の運び屋をしており……

舟木一夫がヤクザ相手に格闘シーンを見せてくれます。といっても、二谷英明の強力な助っ人があるんですけどね。父(江戸屋猫八)を愛する和泉雅子の、子供の頃に別れた母親とのセンチメンタルな再会を交えて、型通りの展開で、型通りの夢あるハッピーエンド。舟木一夫は主題歌の他に、「今日かぎりのワルツ」「太陽にヤァ!」を劇中で歌っていま~す。