新作テレビ西部劇

『法執行官:バス・リーブス(全8話)』の1~4話を観る。

第1話は、リーブス家の奴隷バス(デビッド・オイェロウォ)が主人(シェイ・ウィガム)と南北戦争に従軍。しかし、主人が上官と諍いしテキサスの屋敷に帰郷。妻ジェニー(ローレン・E・バンクス)と再会しますが、主人のやり方に怒り、主人を殴り飛ばして逃亡。セミノール族のサラ(マーゴット・ビンガム)に助けられます。サラの家で暮らすうちに戦争は終結し、ジェニーのもとへ帰ります。

第2話は、バスの農場は飢饉で生活が苦しく、バスは連邦副保安官シェリル・リン(デニス・クエイド)の助手となって無法者を追跡。バスは、犯人逮捕に手段を選ばないシェリルに反発し、シェリルを殴り飛ばします。シェリルの報告を聞いたパーカー判事(ドナルド・サザーランド)はバスを連邦副保安官に任命。

第3話は、バスの最初の任務。駅馬車強盗アンダーウッド・ギャングの手先・ビリー・クロウ(フォレスト・グッドウッド)を逮捕します。そして、ビリー・クロウを殺しに襲撃してきたアンダーウッド・ギャングを返り討ち。

第4話は、ビリー・クロウを助手にして、バスは次々に無法者を逮捕。連邦副保安官としての名前をあげていきます。

主人公は、奴隷から連邦保安官になり、オクラホマで3千人の犯罪者を逮捕したという実在の人物。黒人が主人公ですが、人種差別とか偏見といったものは前面に出さず、正義をつらぬく行動を描いています。デニス・クエイドドナルド・サザーランドは老けすぎの感がありますが、西部劇の似合う役者が少なくなったということなんでしょうな。