続いて

西部劇パーフェクトコレクション『荒野の騎兵隊』に収録されている『覆面自警団』と『銃弾の町』を観る。

『覆面自警団』(1953年/監督:ルイス・D・コリンズ)は、強盗団を操る自警団の黒幕を暴くビル・エリオット主演のB級西部劇。

金塊強盗の犯人にされて吊るされそうになった雑貨屋のマット(スタンフォード・ジョリー)をタック・ハムリン(ビル・エリオット)が自警団から救って匿います。町にきたハムリンは酒場でのリンチ騒ぎもおさめ、町長はハムリンを保安官に任命。ハムリンは旧知のストラマー(ファジー・ナイト)を助手にして町の治安を維持。自警団のブレット(マイロン・ヒーリー)は強盗団の黒幕で、証拠を捏造してリンチにしていましたが、ハムリンの小屋でマットを見つけ、ハムリンを強盗団の一味として処刑しようとしますが……

ブレットの罠から脱出したハムリンが強盗団を追いかけますが、追って来た自警団をハムリンがかわし、強盗団の首領がブレットが裏切ったと思って自警団と銃撃戦になるのが面白いくらいで、際立った演出はなく、平凡な作品で~す。

『銃弾の町』(1952年/監督;スチュアート・ギルモア)は、ティム・ホルトとチートのコンビが活躍するB西部劇。

ティムとチート(リチャード・マーティン)がやってきた町は、コンロイ(ウォルター・リード)という悪党が暴力で安く鉄道用地を買い占めています。ティムはエルパソから保安官を招きますが、やって来たのはテリー・モラン(リンダ・ダグラス)という女性保安官。コンロイの悪事の証拠をつかむためにティムとチートはテリーに協力して……

ティム・ホルトとチートのシリーズを観るのは、『平原の嵐』『稲妻の銃弾』『国境の銃弾』に続いて4本目。どれも似たような内容で変り映えがしません。