未見なので

西部劇パーフェクトコレクション『荒野の騎兵隊』に収録されている『孤高の赤馬』と『突撃三羽烏』を観る。

『孤高の赤馬』(1948年/監督:ジョン・イングリッシュ)は、ジーン・オートリーのシンギング・カウボーイ映画。

ジーンが捕えた野生の赤馬をジョー(ディック・ジョーンズ)が調教しようとしますが、蹴られて半身不随になります。ジョーの父・ウォルト(ジャック・ホルト)は馬を殺そうとしますが、ジーンは馬を連れて逃亡。ジョーの障害は治る可能性があり、克服する意志を持たすために、ジーンは赤馬をチャンピオンと名付けて調教。しかし、ウォルトがジーンと馬に賞金をかけたことから……

ジーン・オートリーの愛馬チャンピオンが名演技。ジーン・オートリーは主題歌の他に3曲歌っています。

『突撃三羽烏』(1937年/監督:ネイト・ワット)は、ホパロング・キャシディが活躍するB西部劇。

ラッキー(ラッセル・ヘイドン)から弟が殺されたことを知らされたホパロング・キャシディ(ウィリアム・ボイド)は、弟を殺した強盗団の黒幕を捕えるために無法者に名を変えて、悪党のクラウダー(ジャック・ラザフォード)が経営する酒場へやってきます。キャシディは無法者の仲間に加わることに成功しますが……

知勇備えた快男児のボイド、熱血な若者のヘイドン、コメディリリーフ的老人のギャビー・ヘイズという定番トリオによるシリーズ。鉄道会社の社長役で禿げ頭のリー・J・コッブが出演。後年、私たちが見慣れていたコッブはカツラを着けていたんですね。