友人に送ってもらった『ワイアット・アープ&カウボーイ・ウォー(全6回)』を観る。OKコラルの決闘から始まるワイアット・アープとアイク・クラントンの対立を描いたドキュメンタリー・ドラマ。エド・ハリスがナレーションを担当。
1881年のアリゾナ・トゥームストンの町、駅馬車強盗が発生し犯人はカウボーイズの一味とわかり、ワイアット・アープは一味のアイク・クラントンに駅馬車会社(ウェルズ・ファーゴ)が懸けた賞金と引き換えに犯人を聞きだします。しかし、犯人が殺されてしまったことから賞金は払われず、アイクはアープが裏切ったと怒り爆発。OKコラルでの決闘となります。逃げ出して死をまぬがれたアイクは、アープたちが無防備だった自分たちを撃った殺人犯として告発。裁判で負けたアイクは仲間とアープ兄弟の暗殺を企て、モーガンが殺され、バージルが重傷を負います。アープはアイクたちカウボーイズへの報復を開始。激化する構想に大統領が治安回復に乗り出し、アープとアイクはアリゾナを出ていくことになります。
専門家?が色々解説をしてくれますが、全ての事件にアイク・クラントンが絡んでいたというのは疑問。カウボーイズのリーダーはアイクでなく、カーリー・ビルというのが通説ですからね。アープがカーリー・ビルを倒したところで、実際はアープのカウボーイ・ウォーは終わっています。それでも、当時の裁判の状況やマスコミの反応など面白いところが色々あり、楽しめました。