箱根旅行２日目（５月５日）

ホテルを８：５０に出発して手前のバス亭から箱根神社入口へ。宝物殿はパスしてお参りだけね。箱根神社はパワースポットとして有名なのだよ。
箱根神社を参詣した後、箱根観光船の元箱根港へ行く途中で伊豆箱根バス案内所に立ち寄り、伊豆箱根バス、芦ノ湖遊覧船、駒ケ岳ロープウェイ、箱根水族館、十国峠ケーブルカーが乗り降り自由の箱根旅たすけパス（２日間）を購入。箱根は小田急系列と西武系列があって、パスを効率よく利用するには、事前の計画が必要です。
元箱根港９：４０の海賊船で桃源台に渡り、バスで仙石にある湿性花園へ。湿性花園は、湿原をはじめとして川や湖沼などの水湿地に生育している植物を中心にした植物園。時期的に満開の花が少なかったのが残念でした。
湿性花園前の湿性茶屋で昼食。蕎麦が美味です。湿性花園からガラスの森美術館へ。ベネチアンガラスの工芸品を展示しているのですが、ベネチアで本場の物を今年見たばかりだったので、どうってことなし。ガラスの森美術館から強羅駅に行き、ケーブルカーとロープウェイで、大涌谷経由で桃源台に戻りました。雨だった前回は、大涌谷では富士山も噴煙も見ることができなかったのですが、今回は快晴でクッキリ。桃源台へのロープウェイは長蛇の列で、予定の海賊船に乗れず、元箱根港についたのは１６時３０分。閉館まで時間は少なかったのですが、成川美術館で平山郁夫の名画を鑑賞。本日の予定は、これで終了で～す。

画像は、箱根観光海賊船

箱根旅行１日目（５月４日）

２５年前、出向していた時に、出向先の会社の保養所が強羅にあり、そこを利用して以来の箱根家族旅行。
箱根に行く方法は色々ありますが、大宮発１０：２７の湘南新宿ライン小田原行きのグリーン車で小田原へ。グリーン車なので大宮から座れるかと思いきや、家族全員が坐れたのは池袋からでした。
小田原着１２：１５、駅ビル・ラスカ２階の海鮮茶屋・魚國で昼食。ネット情報の評判が良かったのでね。小田急案内所で箱根フリーパス（２日間）を購入。箱根登山鉄道・バス、箱根ロープウェイ、箱根観光船が乗り降り自由となります。
箱根登山鉄道「入生田」駅下車して『地球博物館』を見学。『地球博物館』は、地球と生命・自然と人間がともに生きることをテーマにした自然史博物館です。施設内は意外と広く、展示物も期待以上でした。神奈川県立ということで、シニアと子どもは入館料１００円。子ども連れには最適です。
箱根湯本に就いたら大雨。どこにも立ち寄らずに今夜宿泊する箱根ホテルまでバスで直行して、本日の予定終了で～す。

画像は、地球博物館。

狼人間の次はミイラ

録画していた『ザ・マミー／呪われた砂漠の王女』（２０１７年／監督：アレックス・カーツマン）を観る。原案は懐かしのユニバーサル・ホラー『ミイラ再生』ですが、内容はホラーというより冒険アクションです。
２０００年前、エジプトの女王になるはずだったアマネット（ソフィア・ブテラ）は、力を求めて闇に落ち、生きながらミイラにされます。軍人でありながら盗掘を副業にしているニック（トム・クルーズ）は、封印されたアマネットの石棺を発見。考古学者のジェニー（アナベル・ウォリス）がニックの悪行を軍にばらし、調査のために石棺をイギリスに運びます。しかし、アマネットの呪いでアクシデントが発生し、ジェニーはニックのおかげで脱出したものの、輸送機はニックを乗せたままロンドン郊外に墜落。石棺は行方不明となり、ニックは死体置き場で蘇ります。ジェニーから報告を受けたモンスター対策組織のジキル博士（ラッセル・クロウ）は、ニックに邪神セトの器としてアマネットに選ばれたことを告知。その頃、アマネットも蘇り、ニックを求めてロンドン中を暴れ回りはじめ……
吸血鬼、狼男、半魚人、フランケンシュタインといった往年のユニヴァーサル・モンスターを復活させるダークユニバースの第１作目ということで、登場するのはミイラとジキル博士（二重人格で悪の化身ハイド氏を薬で抑制している）ね。映像やキャストに金をかけていますが、ストーリーは今イチ。ご都合すぎる展開で、ハラハラドキドキ感はありません。愛は呪いよりも強かったというのが結論。ラストのジキル博士のセリフでシリーズ化を意図しているのがわかりま～す。

本日より家族で箱根旅行に行くので、二日ほど日記を休みます。

巨獣の次は狼人間

録画していた『シャドウ・リベンジ』（２０１９年／監督：ディアゴ・メスキッタ）を観る。大統領選挙に絡んで狼人間が暗躍する劇場未公開の異色サスペンスです。
ＥＵが崩壊しＥＦ（欧州連邦）が誕生した２０２２年、暫定大統領シャーマンの選挙対策委員長ハリーが殺されます。ハリーの姪で探偵のクリスティ（シャーロット・ベケット）が捜査を開始。ハリーとクリスティは狼人間で、ハリーを殺したのは同じ狼人間とわかります。クリスティはシャーマンの妻パトリシア（リンジー・ローハン）からシャーマンを大統領にしたくない何者かが黒幕にいると告げられますが……
異色であっても出来は最低。ミステリーを気取ったストーリーは陳腐だし、スタイリッシュを気取った演出は見ていてイライラします。おまけに役者はダイコン。続編を意識したようなラストも気に入りません。今年観た中ではワースト１で～す。

画像は、大統領夫人役のリンジー・ローハン。事件の黒幕で正体はヴァンパイア。影で大統領を操っている狼人間に代わって、自分が大統領になって世界を支配しようとしているんですな。

破壊するのは

都市を破壊しまくって戦うのはアメコミヒーローだけとは限りません。『ランペイジ巨獣大乱闘』（２０１８年／監督：ブラッド・ペイトン）は、巨獣がシカゴを大破壊。
宇宙空間で秘密裏に行われていた遺伝子実験が失敗し、動物を巨大化させるウィルスの入った三つのカプセルが地球に落下します。コロラドの森林では狼が、フロリダではワニが、サンディエゴの霊長類研究所では白ゴリラのジョージが巨大化。元特殊部隊員で動物学者のデイビス（ドウェイン・ジョンソン）はジョージの親友で原因をつきとめようとします。悪企業の実験を止めようとしてクビになった女性科学者ケイト（ナオミ・ハリス）がジョージに協力。しかし、３頭の巨獣は悪企業の電波に操られて、米軍の攻撃にも屈することなくシカゴに集まり、街中で破壊活動を繰り広げます。デイビスは電波塔を破壊してジョージの暴走をとめようとしますが……
ドウェイン・ジョンソンは巨獣にフッ飛ばされたり、銃で撃たれて傷を負ったりしますが、恐るべき回復力（笑えます）でアクション全開。正常に戻ったジョージは、狼とワニを相手に大格闘。ジョージはアメリカ人が最も愛する怪獣キングコングと同じですな。原案はゲームとのことで、お話は単純。破壊シーンを楽しむだけの作品で～す。

今度はアメコミ

録画していた『デッドプール２』を観る。お下劣ヒーローが活躍するシリーズ２作目です。
謎の組織によって不死身となったウエイド（ライアン・レイノルズ）は、愛しのヴァネッサ（モリーナ・バッカリン）と平穏な生活を送っていましたが、孤児院にいる握り拳から炎を噴射する少年ラッセルと知りあいます。ラッセルの命を狙って出現したのが、未来からやって来た機械との融合体である超人ケーブル（ジョシュ・ブローリン）ね。最初は乗り気でなかったウエイドでしたが、ヴァネッサの希望もあってラッセルを守るために正義のデッドプールとしてケーブルと対決。ところが、ケーブルがメチャ強くてドミノ（ザジー・ビーツ）たち特殊能力を持つ仲間を集め“エックス・フォース”を結成しますが……
回想から始まるオープニングは前作同様ですが、デッドプールの能力を知っている２作目となると効果がうすれます。下ネタ満載なギャグと悪のりギャグ、それにマーベルヒーローのパロディと前作よりコメディ色アップ。好みが分れるところでしょうが、抵抗なく私は愉しみました。Ｘ－ＭＥＮのメンバーがカメオ登場するのも嬉しかったで～す。

フランス製Ａ級映画

録画していた『ヴァレリアン千の惑星の救世主』（２０１７年／監督：リュック・ベンソン）を観る。フランスの伝説的グラフィック・ノベル『ヴァレリアンとローレリーヌ』シリーズを実写映画化したＳＦアドベンチャー超大作です。
２８世紀、宇宙連邦捜査官のヴァレリアン（デイン・デーハン）とローレリーヌ（カーラ・デルヴィーニュ）は、アルファ宇宙ステーションを訪れます。そこは２０世紀から拡張を続け、あらゆる種族が共存する“千の惑星の都市”と呼ばれる超巨大ステーション。その深部が放射能で汚染されていることを知らされたヴァレリアンはローレリーヌと調査を開始します。ある秘密を宇宙の歴史から抹殺しようとする陰謀を知った二人は……
ケンカしながらも仲の良い恋人同士が、悪司令官の陰謀を暴くんですが、そこに至るＣＧアクションの数々は、二人の愛を盛りあげるだけのイベントに過ぎません。だけど、コンビの面白さが出ておらず、デイン・デーハンとカーラ・デルヴィーニュはミスキャスト。金をかけたと思われる映像技術は素晴らしいですが、ハリウッドのアメコミ映画のような破壊しまくるド派手なアクションは無し。映像の美しさには魅了されますが、ＳＦアクション映画としてのスケール感は乏しく、興行的に大コケしたのがわかるような気がしま～す。