古本屋で……

nostalji2004-11-27

帰省するために新幹線の指定席を買いに行ったついでに、久し振りに大宮をブラつきました。
ブラつくといっても、私が立ち回る先は古本屋と古レコード屋なんですがね。馴染みの古本屋に売ろうと決めたマンガ本10冊を持込み、
「今日は買うだけでなく、売りにきたよ」
「ハンパなものばかりですね。千円でいいですか」
ブックオフだと買い取るかどうか、わからない本だからそれでOK」
「あそこは、珍しさよりキレイさ優先ですからね」
「この前、ダンボール2箱分の本が出たので、ブックオフを呼んだら買い取ったのは1箱分。それで千円。残りはゴミの日に雑誌と一緒に捨てちゃった」
「韓流関係の雑誌があったら、買い取りますよ。ブームが過ぎたらゴミになるだけですから」
「残念ながら、そんな趣味はないもので。大事に持っていたら40年後には価値が出るかも」
「ダメでしょうね。ブームの中心は女性で、それも中高年でしょう。懐かしむ前に亡くなっていますよ。それに女は古物マニアにならない。男と女の大きな違いですな」
てな調子でオヤジと1時間ばかりお喋り。


棚を見ると、『三匹の侍』のマンガ(劇画)が3冊あったので購入。全4巻のうち3巻が抜けている。1冊300円で、全部で900円。結局100円とマンガ3冊が収穫。売りに行って、また買ってきたものだから、カミさんの機嫌が悪い。女は理解がないから困りま〜す。
ところで、このマンガ、1985年10月1日初版発行なんですが、何故この時期に『三匹の侍』なんだろう。『三匹の侍』がテレビでヒットしたのは1963年のことだものなァ。懐古趣味が狙いだったのだろうか。
画像はマンガ『三匹の侍(第1巻)』です。


島田正吾さんが26日に亡くなりました。CATVで昔の映画を観ることが多くなり、島田さんの演技に魅力を感じていたんですよ。先々月、テレビ時代劇『お庭番』で、島田さんの大石内蔵助を見たのですが、茫洋した中に重厚さを感じさせ、まさに大石内蔵助でしたね。