大相撲のヘンな外人

nostalji2005-02-06

大相撲の千秋楽で1961年夏場所から91年夏場所まで、優勝力士へパンアメリカン航空のトロフィーを授与していたデビッド・ジョーンズさんが亡くなったことを朝日新聞の朝刊で知りました。地球儀に翼のついたでっかいトロフィーをフラフラしながら渡し、「ヒョー、ショー、ジョー」と読み上げるヘンな外人さんが、当時パンナム極東支配人のデビッド・ジョーンズさんだったんですね。堅苦しい表彰式にあって、ユーモア溢れる口上は、千秋楽の名物になっていました。大阪場所では、大阪弁で表彰したりして、サービス精神満点。ところで、夏場所というのは5月場所のことだと思いますが、表彰を受けた最初の力士が佐田の山で、最後の力士が旭富士と、横綱の中でも地味な存在だったのが、皮肉な感じがします。
大相撲といえば、先頃、出羽錦さんも亡くなっていますよね。中々芸達者な人で、シャーリー・マクレーンイヴ・モンタンが主演した『青い目の蝶々さん』の日本ロケで出演しているんですよ。それにしても、最近は大相撲に明るい話題がないなァ。
画像は『青い目の蝶々さん』のロケ風景