水木しげるの人生観

nostalji2005-03-07

水木しげるの『生まれた時から「妖怪」だった』(講談社)を読了。マンガ家水木しげるさんの自伝で、その人生観に共鳴できるところが多く、面白く読むことができました。
“どんなアホな子どもにもすぐれた能力があるものだ。その能力を見つけだすのが本物の教育だと思う”
“趣味というのは、ブームが去ってからもでも続ける。自分の楽しみ、喜びのために続ける。ましてや他人との比較のなかで行なうものではない”
“人間は好きなことをやるために生まれてきた”
“他人から習うことでなく、自分でセッセと作っていくうちにコツがわかり、しだいに自分流の個性がにじんでくるようになる。ただし、それは自分の好きなことをするというのが大前提である”
これを読んで「俺も好きなことをするぞォ」と言ったら、カミさんが「今までずっと好きなことをしてきたじゃない」と言って白い目を向けてきました。