日本のゾンビは

録画していた『Zアイランド』(2014年/監督:品川ヒロシ)を観る。元ヤクザの組長がゾンビだらけの島で戦いを繰り広げるコメディーアクションです。
宗形組の元幹部・武史(鶴見辰吾)が10年の刑期を終えて出所する日、元組長の宗形(哀川翔)が面倒をみていた武史の娘・日向(山本舞香)が友人のセイラ(水野絵梨奈)と家出。宗形と武史は、武史の元妻で日向の母・桜(鈴木砂羽)と一緒に日向が向かったと思われる銭荷島へ。折しも、その島では竹下組のクスリを持ち逃げした吉田(宮川大輔)が独自に調合した薬を島民に売り、島民がゾンビ化する事態が発生。次々と凶暴な感染者が増える中、宗形たちはゾンビに詳しい医者のしげる風間俊介)や警官の白川(窪塚洋介)と出会い行動をともにします。吉田を追って宗形の宿敵である竹下組の反町(木村祐一)や木山(中野英雄)も島にやって来て……
麻薬でゾンビ化した人間は走りまわるゾンビになり、ゾンビに噛まれてゾンビ化した人間はユラユラ・ゾンビになるという設定。ゾンビになった娘や恋人を殺すことができず、自ら犠牲になるというのは日本的メンタルですな。品川ヒロシって、ゾンビが好きらしく、グロさも適度でメイキャップも含めてしっかりゾンビを描いていましたよ。笑いの方は今イチでしたが、あまたあるB級洋画ゾンビより楽しめま~す。

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