ミスター・ジャイアンツ/勝利の旗

nostalji2005-04-12

開幕したばかりだけど、プロ野球には全く興味がありません。昨年あれだけ大騒ぎしたのに、改革のカの字も見えてこないし、Nコミッショナーも“人の噂も75日”とばかりに居座っていますね。愛想がつきましたよ。昔のプロ野球は面白かったなァ。
てなわけで、『ミスター・ジャイアンツ 勝利の旗』(1964年・東宝/監督:佐伯幸三)を観ました。1963年の長島の活躍を描いた作品です。“三冠王”を期待されながら、惜しくも逃したシーズンでした。これまでにも、“力道山物語”、“若ノ花物語”、“川上物語”、“稲尾物語”といった本人が出演するスポーツ映画がありましたが、この作品は少し毛色が違うんですよ。これまでの名選手物語は、たゆまぬ努力と根性というスポ根的内容でしたが、この作品では皆に夢を与える人になっています。まさに長島さんの映画ですね。長島さんの天然演技に脱帽。