バーバリー・コースト

nostalji2005-06-23

4時に起きてコンフェデ杯のブラジル戦を観る。2−2の引分けでしたが、マグレやラッキーでなく、実力で得点したことが素晴らしいです。ギリシャ戦から個々人の力が発揮されるようになり、世界を相手に恥ずかしくない戦いをするようになりましたね。それにしてもブラジルは次から次へと若い有望な選手が出てきますね。サッカーに限らず、世界のトップに立つには選手層の厚さが必要で〜す。
先日購入したジュネス企画セルビデオバーバリー・コースト』(1935年/監督:ハワード・ホークス)を観る。ジュネス企画は戦前の希少タイトルをビデオ化しているのですが、価格が税抜4800円と割高だったことで売れ残りがかなり出ているようですね。これまでにも、500円から1000円のワゴンセ−ルで何度も見かけたことがあります。でもって、『バーバリー・コースト』ですが1849年末のサンフランシスコの暗黒街を舞台にしたアクション・ラブロマンスです。時代的に広義の西部劇として私は捉えています。内容的には、とりたててホークスらしい演出は見受けられませんが、霧のサンフランシスコや騒然とした賭博場の雰囲気は見事に表現されていたと思います。出演者は、ジョエル・マクリーの大根演技(朴訥で、そこが魅力になっていました)に対して、エドワード・G・ロビンソンは臭いけど巧いですねェ。ブライアン・ドンレヴィも存在感があってグッド。だけど、何といっても最高だったのが、ホークス監督が「見ているだけで可笑しい風貌に魅せられてしまった」というウォルター・ブレナンで〜す。紅一点のミリアム・ホプキンスには魅力を感じなかったなァ。HP:西部劇シネマ館の「時代的には西部劇」に『バーバリー・コースト』をアップ⇒http://www2u.biglobe.ne.jp/~kazu60/gendai/seibuji1.htm