再び万里昌代なのだ

nostalji2005-07-30

録画していた万里昌代が出演している『海豹の王』と『スパイと貞操』を観る。『海豹(あざらし)の王(キング)』(1959年・新東宝/監督:三輪彰)は、荒っぽい漁師の世界を描いたアクション映画。漁業が近代化された現在では、成立しないジャンルですね。宇津井健はカッコいいのですが、どこから見ても漁師には見えませ〜ん。艶っぽいシーンがなかったのが残念ですが、勝気な娘役の万里昌代は持ち味が出ていました。
『スパイと貞操』(1960年・新東宝/監督:山田達雄)は、サスペンス映画というより、商事会社社長の細川俊夫と海軍軍令部の事務員・三田泰子のメロドラマですね。スパイ団の万里昌代が下着姿で憲兵に拷問を受けるのがウリかな。ところで、憲兵隊とスパイ団の銃撃戦で、憲兵隊員が使っていたのは、ナンブ14年式の実銃でした。アラカンさんや、アキラも語っていましたが、当時は警察が協力してくれていたようです。
画像は、万里昌代。HP:「万里昌代の部屋」はここに⇒http://www2u.biglobe.ne.jp/~kazu60/sintoho2/banri1.htm