じぇじぇ!幽霊

nostalji2013-08-17

録画していた『怪談海女幽霊』(1960年・新東宝/監督:加戸野五郎)を観る。網元だった両親を殺して家を乗っ取った連中に、娘(万里昌代)と孤児だった自分を養ってもらった男(御木本伸介)が亡霊に変装して復讐する物語ね。1時間弱の短い映画で、話がトントン進み、退屈しません。事件の謎解き用に登場する明智十三郎の警部が何もしないうちに復讐完了です。
物語に関係ない海女の取っくみあいや水中シーン(薄着でオッパイが透けて見える)は、新東宝らしいサービス。おどろおどろしい若杉嘉津子(殺された母親役)の亡霊姿もね。
倒産前の新東宝作品はゲテモノとガラクタばかりですが、わかっていながら何故か観たくなるので〜す。