地区の防災訓練に自治会として参加。来賓の区長、県会議員、市会議員の紋切り挨拶は、なんとかならないものですかねェ。煙体験、初期消火、救急対応の訓練を行った後、炊き出しの五穀米とトン汁を試食して解散。これで半日つぶれてしまいました。
録画していた『仁義なき戦い・代理戦争』（１９７３年・東映／監督：深作欣二）を観る。リアルタイムでこのシリーズを観たとき、一番面白かったのが第一部で、その次がこの「代理戦争」でした。小林旭のスターとしての貫禄が役の上でも貫禄となって現れ、抜群の存在感を見せています。いかがわしい成田三樹夫、小心・優柔不断の加藤武、狡猾な金子信雄に、夫以上にしたたかな木村俊恵、皆巧いんだよねェ。複雑な人間関係が、登場人物を見事に性格付けして、ユーモアを交えて描かれているのは、笠原和夫の脚本の素晴らしさでしょうね。ラストで無惨に殺される渡瀬恒彦を、菅原文太の子分になるように薦める汐路章の担任教師なんてブラック・ユーモアそのものです。
