裕次郎の日活ウエスタン

nostalji2005-11-11

録画していた『赤い谷間の決闘』(1965年・日活/監督:舛田利雄)を観る。内面に西部劇の骨格が見える北海道を舞台にしたアクション映画。主演が石原裕次郎なので、無国籍アクションにしていませんけどね。裕次郎は拳銃を捨てて、堅気になろうとしているガンマン。しまっておいた猟銃を取り出して決闘に行くところは、拳銃を取り出して腰にまくガンマンと同じ風情です。一緒に決闘に行こうとする渡哲也と殴り合いになり、組み伏された裕次郎が思わず石で渡を昏倒させるところは、『シェーン』のアラン・ラッドとヴァン・ヘフリンの格闘を思い浮かべましたよ。頑固親父の桂小金治が、古い西部劇でお馴染みのジョージ・ギャビー・ヘイズといったところでしょうか。桂小金治の娘役の太田雅子(現:梶芽衣子)が初々しくてよかったよォ。画像は大田雅子時代の梶芽衣子
HP:西部劇シネマ館の「日活ウエスタン」に追加アップ⇒http://www2u.biglobe.ne.jp/~kazu60/wwase1/nikkatuw.htm
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