ロボット三原則

nostalji2006-02-20

録画していた『アイ,ロボット』(2004年/監督:アレックス・プロヤス)を観る。アイザック・アシモフが『わたしはロボット』の中で示した“ロボット工学の三原則”をモチーフにしたオリジナル作品です。ロボットやコンピューターが意思を持ち始め、人間に反乱するというテーマはこれまでにも色々あって、特に目新しいところはありませんが、CGの出来がよくて満足できるSF娯楽作品になっていました。主人公(ウィル・スミス)のロボット嫌いの理由付けもできており、ロボットのサニーとの以心伝心も、ちゃんと伏線をはっているので、この手の映画にある杜撰さがなくて良かったで〜す。
ちなみに、ロボット工学の三原則とは、(1)ロボットは人間に危害を加えてはならない。また何も手を下さずに人間が危害を受けるのを黙視していてはならない。(2)ロボットは人間の命令に従わなくてはならない。ただし第1原則に反する命令はこの限りではない。(3)ロボットは自らの存在を護らなくてはならない。ただしそれは第1、第2原則に違反しない場合に限る。
画像は、アイザック・アシモフの『わたしはロボット』(シグネット・ブック)の表紙。