懐かしのテレビ時代劇

nostalji2006-03-29

朝日新聞の一面に過去の景気回復との比較が載っていましたが、格差社会が明確になってきましたね。小泉政権の目指す国の形はアメリカ型社会なのだから当り前です。集団主義から個人主義に社会全体が変わってきているのに、一番気づいていないのはメディア大手かも……
テレビ埼玉が気になって番組欄を見たら『おしどり右京捕物車』があったので観る。考証無視の時代劇なのですが、殺陣に工夫があってリアルタイム(1974年のことなのだ)で何回か観ていました。なにしろ主人公(中村敦夫)は悪党の罠にはまって下半身不随となった身で、車椅子ならぬ箱車に乗って戦うんですからね。その箱車を押すのが妻のジュディ・オング。『鬼警部アイアンサイド』からアイデアを頂いていますね。アイデアの頂きといえば、今日の話は、ライフルの名手(中尾彬)に対して、着物の下にしのばせた本を防弾チョッキ代わりにして決闘するというもの。『荒野の用心棒』と同じだよォ。画像は、ジュディ・オングのレコードジャケット。「あなたの背中」といっても中村敦夫の背中じゃないよ。