戦争映画じゃないよ

nostalji2006-04-21

録画していた『怒号する巨弾』(1960年・新東宝/監督:石川義寛)を観る。最初は、フランス映画的なフィルムノワールの世界だったのですが、途中から天知茂と三ツ矢歌子のメロドラマに変わり、最後は天知茂宇津井健が決闘する西部劇ですよ。題名も意味不明ですが、物語展開も意味不明です。最大の欠点は、不必要に人を殺しすぎます。殺人が多ければサスペンスが盛り上がると勘違いしているんじゃないですかね。渡辺宙明の音楽なんて、ムード満点なのですから、徹底してノワール的表現で演出したら面白くなったと思うんですがねェ。画像は、『怒号する巨弾』の天知茂と三ツ矢歌子。
国民年金を払込に行く。毎月、払うのは面倒なので前納にしています。昨年より3300円アップして163370円也。年金は期待できないといっても、頼るものはこれしかないので仕方ないでしょう。
ブックオフ”で100円本の『天下の旗に叛いて』と『戦国を駆ける』を購入。読みたくて購入したのに、読まずに積んでしまいそうな本がまた増えちゃった。溜まっているビデオを観終えたらと思っているのですが、こちらも未見のまま溜まっていま〜す。
帰宅して、『新選組血風録4』の「長州の間者」を観る。仕官を望む浪人(片山明彦)が、間者となって新選組に入隊した悲劇を描いた作品。レギュラー陣は傍にまわり、片山明彦がメインとなって物語が展開します。