B級女優が満載

nostalji2006-06-16

図書館から借りてきたトニー・ターツ:著(地主寿夫:訳)の『バッド・ガールズ』(ブルース・インターアクションズ:2006年5月1日初版発行)を読了。246人のB級女優をロビー・カードやスチール写真で紹介した本なので、読了といっても読み物はアンジー・ディキンソンへのインタビューだけなんですけどね。画像は、『レッド・リバーのガンマン』のロビー・カード。アンジー・ディキンソンは、この作品が気に入っているようです。従来の西部劇のヒロインが“ハンカチを振って別れを告げる”飾りにすぎない女だったのに対し、この作品のヒロインは自己主張の強い女で、役を楽しめたと語っています。それにしても、アンジー・ディキンソンって典型的なB級女優ですね。ジャンルを問わず、やたらと出演本数が多く、演技は巧くもなければ下手でもない。美人だけどバタクサイ美しさで、一流女優が持つ洗練された美しさはありません。だけど、私はB級女優が好きなので〜す。
『レッド・リバーのガンマン』については、HP:西部劇シネマ館の「1960年代の劇場公開西部劇」を参照願います⇒http://www2u.biglobe.ne.jp/~kazu60/nendai1/w19601.htm
日銀総裁村上ファンドへの投資や株式所有で問題になっていますが、あの年代は少年時代に終戦直後のドサクサで金儲けした連中や、戦犯を逃れた政治家たちを見て育っているので、金に対する倫理観は薄いんじゃないですかね。あの年代のジュニアが、これまた金に対する倫理観が薄〜い。