映画の日には

nostalji2006-09-01

今日は映画の日なので、外出して『太陽』(2005年/監督:アレクサンドル・ソクーロフ)を観る。日本での公開が危ぶまれていた作品で、公開されるにしても銀座シネパトスのような玄人向け映画館での上映だけだと思っていたのですが、まさかシネコンで上映されるとはね。おそらく、話題性で選んだのだと思いますが、都内まで出る必要がなくて有難かったです。場内はほぼ満席、男女年齢区別ない感じで、昭和天皇を描いた作品ということで映画好きに興味をもたれたのでしょう。
内容はイッセー尾形の演技に全てがつきます。昭和天皇カリカチュアすることなく、完璧に似せていますね。共演者はいても補助的存在で、イッセー尾形の一人芝居の世界といっていいでしょう。映画的に優れているかというと?なんですが、昭和天皇を見事に描ききっていました。画像は、『太陽』のイッセー尾形
1950年代、タフで男らしいヒーローとして人気のあったグレン・フォードが先月30日に亡くなった。享年90歳。一般的に知られているのは、『ギルダ』、『暴力教室』、『八月十五夜の茶屋』といった作品ですが、数多くの西部劇に出演しているんですよ。映画史に名を残すような大作や名作はなく、B級ばかりなので、西部劇ファンにしか知られていませんけどね。B級といっても、『必殺の一弾』は、小品ながらも見応えのある西部劇でしたねェ。