グレン・フォード関連で

nostalji2006-09-02

録画保存していた『必殺の一弾』を観る。最初の数分を観ただけで面白さがわかる西部劇です。人物設定に捻りがきいているので、最後まで予想のつかない展開になっています。六つの刻みのついた拳銃を持っている早射ちの主人公(グレン・フォード)が、実戦経験のない臆病者で、仕方なく実戦豊富な無法者との戦うはめとなった決闘の結果は……このラストは『拳銃王』への皮肉を感じますね。早射ち名人の話を聞いてイライラしてきて、拳銃をつけていなくても無意識に拳銃に手をかけるような動作を見せるグレン・フォードのノイローゼ演技もさることながら、早射ちナンバーワンにこだわるブロドリック・クロフォードの執念の演技も光っています。この二人の心理が、早射ちの果たし合いという単純なテーマを深いものにしていま〜す。画像は、『必殺の一弾』のスナップ。一緒にいるのは、相手役のジーン・クレイン
HP:西部劇シネマ館の「隠れた名作西部劇」に追加アップ⇒http://www2u.biglobe.ne.jp/~kazu60/meisw/kakure2.htm
昨日観た『太陽』を、HP:放出美級迷画座の「映画は映画館で」に追加アップ⇒http://www2u.biglobe.ne.jp/~kazu60/koya2/koya062.htm
診療報酬改訂により障害を持った患者のリハビリ医療を、発症から起算して最高180日に制限する“リハビリ日数制限”が4月1日から施行され、リハビリ打ち切り反対の呼びかけで40日余の短期間に44万人の署名が集まったとのこと。それに対し、厚生労働省はダンマリを決め込んでいます。役人という人種は、無感情人間の集まりのような気がしますねェ。