読書をしながら

nostalji2006-09-09

読書をしながら、西部劇日本語主題歌集のCD作製。でもって、戸部新十郎:著の『剣は語る』(青春出版社:1998年2月1日初版発行)を読了。25人の剣豪ついて語ったエッセイです。その中で、異才の剣客として天然理心流の近藤周助を取り上げているのは、この手の剣豪エッセイには珍しいです。近藤周助の養子が有名な近藤勇で、天然理心流の試衛館から幕末史を彩る人物が出てきたのは確かなんですけどね。だけど、剣名を上げるような逸話が周助にはないんですよ。「剣術なんてえものは、試合で勝とうが負けようが、どうでもよろしい。不断にやっておりさえすれば、いざというとき役立つもんさ。役立てねえのは心がいけねえ」と門弟にいつも言っていたとのこと。う〜ん、含蓄のある名言だ。
日本ビクターが視聴者の前方1メートルに1台のスピーカーを置くだけでサラウンドを味わえる“ニアスピーカー・サラウンド”を開発したとのこと。私のような映画好きには朗報ですね。“5.1チャンネルサラウンド”はスピーカーの置き場所がなくて諦めていたものですから……