ジョン・ウェインのB級西部劇ふたたび

nostalji2006-10-07

先日観た『テキサスの恐怖』は“カラーで甦るジョン・ウェイン”でなく、B級西部劇を2本収録したIVCの“ダブル・ウエスタン”シリーズでしたね。このシリーズは私も保有しているので、その中から『無法辺境地帯』と『大山脈の西』を観ました。
『無法辺境地帯』(1935年/監督:R・N・ブラッドベリ)は、上映時間50分の作品ですが、同じパターンの繰り返しで飽きてきます。それに、保安官がマヌケすぎてシラケますし、砂漠の泉の毒水を飲んで悪党が最期を遂げるのも盛り上がりに欠けますね。真冬並みの寒さを感じましたよォ。
『大山脈の西』(1934年/監督:R・N・ブラッドベリ)は、お寒い作品の中にあって、これは少しマシな内容といえます。悪党もそれなりに頭を使っていますし、ムダなシーンも少ないですからね。だけど、ジョン・ウェインのアクションはワン・パターンで〜す。画像は、『大山脈の西』。
厚生労働省が6日に発表した社会福祉行政業務報告によると、2005年度の1ヶ月平均の生活保護世帯数が104万1508世帯となり過去最多になったとのこと。これは格差社会の証明ですよ。年金も減少傾向にあり、年金受給より生活保護費の方が多いという逆転現象も現れ、これじゃ年金滞納者も増えますね。役人が考えるのは生活保護費の削減でしょうが、労働環境を抜本的に見直さないと、生活保護者はますます増え、総額は減らないということになるでしょうねェ。