谷中散策

nostalji2006-10-21

藤岡琢也さんが亡くなる。享年76歳。私が藤岡さんの名前を知ったのは、NHKの人気番組『事件記者』でした。“アラさん”役の清村耕次が亡くなり、その後任として1966年から登場しましたね。口ひげ・眼鏡という変わらぬ風貌で、東京タイムスの“ヤジさん”として親しまれました。何かの対談番組で、『事件記者』以前は『ローハイド』などの吹替えをしていたという話を聞いて、気をつけて『ローハイド』を観ていたら、藤岡さんが吹替えしたものが確かにありました。こういうのを見つけると、自分だけが知っているという感じで嬉しくなるのです。
午後、西部劇仲間との飲み会に都内まで出る。待合せ時間は6時だったのですが、知人が谷中芸工展に協賛して出店しているフリーマーケットを覗くために、昼食後家を出ました。日暮里で下車して、天王寺の大仏さんをながめ、谷中霊園へ。五重塔の跡地や高橋お伝の墓を見ながら、地下鉄・千駄木を目標に歩きます。途中で谷中の町名由来の案内板。上野と本郷の二つの台地の谷間にあるので谷中の名がついたそうです。フリーマーケットは、知人もおらず、あまりにもチンケで早々に退散。谷中銀座を抜けて日暮里駅へ戻りました。谷中は古い家並が残っているので、観光スポットとして若者から高齢者まで幅広い層が訪れていますね。谷中銀座なんて何処にでもある下町の商店街だと思うのですが、通行客の多いこと。画像は、谷中銀座
待合せの池袋に出て、古本と古レコード漁り。八勝堂書店の店頭にあった100円レコードの段ボール箱の中から7枚ほど購入しました。結構珍しいレコードがあったのですよ。