本日も寝正月

nostalji2007-01-02

本日も朝から一杯飲んで寝正月。横になって録画したまま放ったらかしていた『君も出世ができる』(1964年・東宝/監督:須川栄三)を観ていたら何時の間にか寝ていました。でもって、寝込んだところから、再度観直し。この作品は、谷川俊太郎:作詞、黛敏郎:作曲よる本格ミュージカル映画です。前年の東宝劇場における『マイ・フェア・レディ』の上演の成功により、日本でもミュージカルはヒットするとの想定の基に、映画用に作られたオリジナル作品でしたが、見事にコケましたね。出世3ヶ条(1.社長の娘と結婚すること。2.労働組合の幹部になること。3.社長の弱みを握ること)なる面白いネタが、ドラマとして活かされていないのが致命的です。それと、主演のフランキー堺は歌に踊りに上手さを出していますが、邦画ファンにミュージカルを楽しむ土壌がなかったのと、フランキー堺がコメディアンとして笑いがとれなくなっていたのも要因でしょう。時代は、フランキー堺から植木等に変わっていましたからね。舞台の方はヒット・ミュージカルが続くのですが、シネ・ミュージカルは日本では終に定着しませんでしたねェ。
三国志Ⅹ』は、襄陽→永安→新野を攻略。永安は江陵の張承を統治変更し、襄陽を黄蓋に、江夏は程普に統治委任しました。新野で、衝車や井闌などの兵器を製作・配備し、宛を攻略。無敵の軍団となったので、これからは攻撃あるのみです。