サイレントから70年代までの西部劇

nostalji2007-03-15

G・N・フェニン&W・K・エヴァラン:著(高橋千尋:訳)の『西部劇―サイレントから70年代まで』(研究社出版:1977年11月20日初版発行)を読了。540ページのハードカバーで、日本では調べようがない戦前の西部劇動向について半分以上ページが割かれています。西部劇の基本パターンは1940年代までに出つくしたことが解りますね。作品評価は主観の相違があるので、必ずしも納得できるものでありません。それでも、本格的に西部劇研究に取り組むための必読書で、西部劇の沿革史として貴重な資料といえま〜す。
西武球団の裏金問題でドラフト制度の見直しが話題になっているが、いっそのことドラフト制度なんて、なくしたらいいんですよ。自由競争でいいじゃないですか。契約金の高騰、大いに結構。それで球団が潰れるなら、それも結構。球団枠をなくして自由参入できるようにすればいいんです。オーナーは日本に限定する必要なし。メジャー球団が、マイナーのひとつとして日本に球団を持つのも面白いんじゃないかな。野茂とか桑田が日本に戻ってきて活躍したりしてね。外人枠も撤廃して、レギュラー全員外人とかね。といっても、自由競争には厳格なルール作りが必要なので、夢物語なんですけどね。“なあなあ、まあまあ”の互いに甘えあう精神構造を直さない限り、ドラフト制度に限らず、何をやっても中途半端なものになるでしょうねェ。