100年後の作品

nostalji2010-09-30

NHKハイビジョンが『ワイルド・レンジ』(2003年/監督:ケビン・コスナー)を放送。今週は西部劇特集だったのですが、この作品は世界で初めての西部劇『大列車強盗』が作られてから100年目になるんですね。西部劇は今や死滅したジャンルとなっていますが、全米で5週連続トップ10入りしたヒット作品です。日本では2004年7月に公開されましたが、それほど評判にはなりませんでした。西部劇というだけで、観客には嫌われるようです。女性と若者に人気がないのが致命的ですね。私が観に行った時にも、観客は疎らでオッサンばかり。若い女性はいなかったなァ。
内容は、自由な牧畜業者と力でねじ伏せようとする大牧場主の戦いを描いたもので、善対悪というオーソドックスな西部劇です。寡黙な男たちの友情、不器用な男女の素朴な愛、そして銃撃戦。CGに頼らないラスト20分のガンファイトは見応えがありますよ。詳細については、HP:西部劇シネマ館へ⇒http://www2u.biglobe.ne.jp/~kazu60/21seik2/orange.htm