毎日、ボナンザ

nostalji2007-04-07

西部劇『ボナンザ』(ディスク7)の「水車」と「希望に満ちた人々」を観る。「水車」は、賭博で財産を失いかけている友人のために、カートライト一家が製粉事業用の水車を作る物語。足が不自由で自暴自棄になっている主人を賭博に誘って、家だけでなく美しい妻までも手に入れようとする悪い使用人がクロード・エイキンズで、嫌らしさが滲み出ていてグッドです。
「希望に満ちた人々」は、クエーカー教徒の移住者をアダムが道案内する物語。クエーカー教徒は、『真昼の決闘』(新妻のグレース・ケリー)や『友情ある説得』(ゲーリー・クーパーの一家)に登場する非暴力を教義とするキリスト教団です。暴力による正義を否定する存在として西部劇によく登場します。たいていは正義のためには暴力も必要という結果になるんですけどね。ところで4月7日は、キリストがゴルゴダの丘で処刑された日と云われていま〜す。画像は、アダム役のパーネル・ロバーツ。
松坂に話題が集中していますが、こんなにメディアが騒ぐのは日本だけじゃないかなァ。他国で活躍したベッカムに対して、日本みたいに英国メディアも騒いだのですかね。私は、松坂より野茂のことが知りた〜い!