もやもやした西部劇

nostalji2007-05-05

西部劇DVDの『追跡』(1947年/監督:ラオール・ウォルシュ)を観る。一般的にニューロティック・ウエスタン(サイコ・ウエスタン)と云われている心理描写に重点をおいた西部劇です。主人公(ロバート・ミッチャム)は子どもの頃の記憶がなく、時おり脳裏に浮かんでくる銀の拍車のついた黒い靴が、何かに追いかけられ狙われているというトラウマとなっているんですね。主人公を狙っているのは父や弟を殺した男(ディーン・ジャガー)なんですが、主人公一家に対する憎しみが異常で、普通の感覚ではついていけません。主人公と愛しあっていたヒロイン(テレサ・ライト)が、兄を殺された(正当防衛)ことから主人公を殺したいほど憎むようになるのもね。ラオール・ウォルシュの演出テクニックには見るべきものがありますが、内容的には今イチすっきりしませ〜ん。画像は、ロバート・ミッチャムテレサ・ライト
国連IPCC気候変動に関する政府間パネル)の報告書がまとまる。その報告書に基づいて日本はCO2の削減を“トップランナー基準”で設定しています。これは正しい選択ですよ。省エネ基準を強化することにより、世界で最も進んだ技術革新を行えば、経済競争にも勝てることになりますからね。軍事開発が民需用に波及効果をもたらすというのは昔のことで、現代において日本が証明した平和開発こそ技術先進国になることを世界にアピールしていきましょう。