有名になる前の

nostalji2015-05-21

西部劇DVDの『ネヴァダ男』(1944年/監督:エドワード・キリー)を観る。ロバート・ミッチャム初主演のB級西部劇です。この時はまだボブ・ミッチャムで、ロバートと名乗るのは45年からね。
ジム・レイシー(ロバート・ミッチャム)は仲間のダスティ(グイン・ウィリアムス)とチト(リチャード・マーティン)からネヴァダと呼ばれている勇敢なカウボーイで、賭博場でひと暴れした後、金鉱があるというゴールドヒルの町へ向かいます。途中で暴走している馬車を止めて、ジュリー(アン・ジェフリーズ)という女性と知りあうのね。ゴールドヒルにある鉱山からは金が殆どとれないのですが、役に立たないと思われていた鉱石に多量の銀が含まれており、そのことを知った土地登記所のクレイグ・レイノルズは鉱山主を殺して鉱山を奪おうと考えます。鉱山主の死体を発見したジムは、賭博場で稼いだ金と殺された鉱山主が盗まれた金が同じ金額だったことから犯人にされてしまいますが……
物語に深みはないものの、ユーモアを交えてテンポよくアクションが展開していき、B級西部劇の面白さが味わえます。意外な掘り出し物で〜す。