伊達男ならジーン・バリー

nostalji2007-06-12

テレビ西部劇のDVD『バット・マスターソン』を観る。西部の保安官として有名なバット・マスターソン(ジーン・バリー)の物語といっても、保安官を辞めた後の物語です。このDVDには「ヤング・ファイター」と「野生馬の暴走」の2本が収録されており、最初に場所と年月日がナレーションで入ります。「ヤング・ファイター」はコロラド州シルバートン・1886年5月20日、「野生馬の暴走」はネバダ州・1886年9月5日という具合にね。リアルタイムで観ていたのですが、日本語吹替えでナレーションがあったか記憶にないんですよ。ちなみに、ジーン・バリーの声は高島陽が吹替えていましたが、途中で臼井正明に代わりましたね。
1959年にNET(現:テレビ朝日)系列で毎週土曜日21:15〜21:45に放送されていましたが、裏番組に『日真名氏飛び出す』がありました。『日真名氏飛び出す』は前編・後編と2週に分けて放送していたので、親父が「推理物は後編だけ見ればわかる」と言って、『日真名氏飛び出す』が前編の時に『バット・マスターソン』を観ていましたよ。
主演のジーン・バリーは山高帽にステッキという伊達男スタイルが実に似合っており、後年、映画やテレビで見たバット・マスターソンは、どれも違和感を持ちましたね。ジーン・バリーも“伊達男”演技がキャラクターとなり、『バークにまかせろ』は完全にバット・マスターソンの延長で〜す。