B級西部劇からテレビ西部劇へ

nostalji2007-06-14

テレビ西部劇のDVD『平原児シスコ・キッド』を観る。これもテレビ創生期の1956年にKRT(現:TBS)系列で放送されていましたが、私が観たのはずっと後なので再放送されたものでしょう。西部を旅するシスコ・キッド(ダンカン・レナルド)と相棒のパンチョ(レオ・キャリロ)が、困っている人を助けて悪を挫く、お子様西部劇です。レオ・キャリロのコメディ演技で笑うのは、子供だけでしょうね。シスコ・キッドは映画ではお馴染みのヒーロー(最初のトーキー西部劇『懐かしのアリゾナ』の主人公)で、B級西部劇のヒーローとしてシリーズ化されます。シスコ・キッドは全部で23本映画化されており、そのうち14本がダンカン・レナルド主演です。1940年代末にレオ・キャリロと組んで4本のシスコ・キッドに出演した後、テレビシリーズで再登場したわけですね。
このDVDには「クォーターホース」、「宝石泥棒」、「履行保証金」の3本が収録されていますが、どれもカラーでした。オリジナルはモノクロのはずですから、後から着色したのでしょうね。それにしても、画像は良くなかったなァ。
コムスンにNOVAと業界トップ企業の不祥事が続く。業種は異なっても、どちらも労働集約産業なんですよね。技術革新によるコスト削減が難しい業界でトップになるには、脱法スレスレのことをやらなきゃならないのでしょう。それと、社員酷使ね。トップ企業にゃ、気をつけろ。