七つの顔の金田一耕介

nostalji2007-06-28

録画していた片岡千恵蔵の『三つ首塔』(1956年・東映/監督:小林恒夫・小沢茂弘)を観る。シリーズ最終作です。当然、犯人は原作とは異なります。僧侶に変装して謎解きをし、パッと変装をとるとダブルのスーツで現れる。おまけに最後は銃撃戦。これでは、七つの顔の男ですよ。はっきりいって、限界がきていますね。ところで、小林恒夫と小沢茂弘の共同監督になっていますが、片岡千恵蔵と小林監督がケンカして小沢監督が千恵蔵に呼ばれたとのこと。何しろ、片岡千恵蔵は重役スターなので監督といっても逆らえません。それで千恵蔵の出演シーンを小沢監督が撮ったようで〜す。
画像は、金田一耕介(片岡千恵蔵)と助手の白木静子(高千穂ひづる)です。白木静子役は作品毎に異なり、『三本指の男』(本陣殺人事件)では原節子、『獄門島』と『犬神家の謎・悪魔は踊る』では喜多川千鶴、『八ツ墓村』では相馬千恵子、『悪魔が来りて笛を吹く』では千原しのぶです。
HP:放出美級迷画座の「名探偵・金田一耕介」に追加アップ⇒http://www2u.biglobe.ne.jp/~kazu60/sintoho2/meitan1.htm
大坂市が学歴詐称した965人を処分したとのこと。高校卒業だけを受験資格とする試験で採用された職員だそうですが、制度そのものに問題があるんじゃないですかね。高校卒業だけを受験資格にする目的って何なのだろう。学力の低いは人の嫌がる仕事を喜んでするけど、大学卒業だと文句ばかり言って働かないとかいった理由があるんですかね。これって、逆差別じゃないかなァ。公務員は給料的には楽な仕事だと思っているから、学歴詐称してでも試験を受けるのであって、そのことが問題だと思いますよォ。