背広姿の金田一耕介

nostalji2007-06-27

録画していた片岡千恵蔵主演の『三本指の男』(1947年・東映/監督:松田定次)と『獄門島』(1949年・東映/監督:松田定次)を観る。『三本指の男』の原作は『本陣殺人事件』ね。片岡千恵蔵金田一耕介シリーズは6本作られていますが、これは第1作目と2作目です。このシリーズの特徴は、原作とは大きくかけ離れた内容で、犯人も原作とは異なることです。原作が有名すぎて犯人を変えたのでしょうが、そのために無理が生じましたね。だけど、原作と異なる結末が受けたのか、映画はヒットして原作のイメージとは全く違う金田一耕介が作られていきます。同時期に、岡譲二、河津清三郎池部良金田一耕介を演じていますが、千恵蔵のイメージを踏襲したスーツ姿の名探偵として定着しました。その後も高倉健中尾彬金田一がありますが、石坂浩二金田一耕介が登場するまでは原作のイメージとは程遠いものでしたねェ。画像は、『獄門島』のポスター。
高校野球の特待生問題、公務員法案の内容、年金問題、何もかも中途半端。エアコンつけても、こっちの不快指数はどんどん上がっていく〜!