マンガの丹下左膳

nostalji2007-07-27

メールでは片付かない用件があったので大宮まで外出。こんな暑い時は出かけたくなかったのですが仕方ありません。用件がすんだら、いつもは我楽多さがしにブラつくのですが、本日は“ブックオフ”だけ。暑さに負けない体力は、遠い昔のことになりました。文字を読む気がしなかったので、漫画コーナーだけを見て歩き、手塚治虫の『丹下左膳』をゲット。
画像は、マンガ『丹下左膳』の表紙。1954年の作品で、画一的なコマ割りは時代を感じさせますが、手塚治虫のマンガらしく“サラリと軽快でしゃれた喜劇”になっています。あとがきによると、刀傷の片目をバッテンにしたのはピエロのイメージとのこと。蒲生泰軒の顔が手塚風でないと思ったら、当時、締め切りに追われて、永島慎二が手伝っていたんですね。納得、納得。