続いて長谷川時代劇

nostalji2007-09-22

録画していた『江戸っ子祭』(1958年・大映/監督:島耕二)を観る。大久保彦左衛門(中村鴈治郎)に頼まれて、将軍世継とは知らずに竹千代(川口浩)を預かった一心太助長谷川一夫)の物語です。長谷川一夫だと威勢のいい兄キでなく分別ある親分になってしまい一心太助のキャラにあいませんね。小国英雄の脚本は悪くないのですが、カルチャーギャップからくる笑いがストレートに伝わってきません。川口浩は世間知らずのお坊ちゃんが板についていて適役ですけどね。大映でなく東映だったら、沢島忠が監督して錦之助と賀津雄の兄弟による面白い映画になったと思いま〜す。
映画だけでなく、テレビでも“一心太助”は何度もドラマ化されています。ただ単発ものばかりなのは、主人公が魚屋なのでやっつける悪人に限界があるからでしょうね。シリーズとして記憶にあるのは、杉良太郎の『一心太助』(フジテレビ系列:1971年10月3日〜47年3月26日放送)だけです。画像は、杉良太郎が歌う『一心太助』のレコードジャケット。♪〜悪い魚は眼を見りゃわかる〜
厚生労働省のまとめによると、2006年度の高齢者(65歳以上)虐待は1万2600件とのこと。その大半が在宅老人らしい。ボケたら家族に何をされるかわからないとは、クワバラ、クワバラ。