霧が降ったのは哀愁の街

nostalji2007-10-23

「哀愁の街に霧が降る」のヒット曲で知られる山田真二さんが亡くなりました。享年70歳。故人には失礼なのですが、意外に若かったのに驚きました。70歳といえば加山雄三と同年なんですね。加山雄三が“若大将”でブレイクしていた時には、山田真二さんは完全に終わっていましたからね。彼が絶頂の時は昭和30年代始まりの頃で、日本人ばなれした彫りの深いマスクに人気が集中しました。美貌による瞬間的な人気という点で、トロイ・ドナヒューと何故かイメージが重なります。画像は山田真二さん。哀愁の街には、泪色した霧が今日も切なく降るのだ。
オフ会で友人が持ってきてくれた録画DVD『遥かなる西部・センテニアル(第1回)』を観る。この作品は、ピューリッツァ賞作家のジェームズ・ミッチェナーがアメリカ建国200年を記念して書いた原作を基に製作された全12話(18時間)のミニシリーズです。NHKで1982年に放送されました。私は2000年の正月にCATVで放送されたものを録画保存しているのですが、キャスティングにあったクリント・ウォーカーの出演シーンがカットされていたんですよ。それで確認したんですが、NHK版にはちゃんとありました。NHK放送の2年後にNTVで再放送されているのですが、CMの関係上、物語展開に影響のないシーンはカットされたようです。CATVで放送されたものは、NTV版みたいですね。物語は18世紀半ばから20世紀初頭に至るまでの壮大な開拓史劇で、海外ドラマでお馴染みのスターが顔を揃えていま〜す。