ブックオフでＣＤ『６０ＣＡＮＤＬＥＳ』をゲット。1997年に還暦を迎えた加山雄三へ、２０人のアーティストがお祝いをかねて加山雄三の曲をカバーしたトリュビュートアルバムです。曲目は以下の通り。
「君といつまでも」（カールスモーキー石井）、「夜空の星」（ＴＨＥ ＡＬＦＥＥ）、「ブラック・サンド・ビーチ」（多羅尾伴内楽団Ｐｒｏｄｕｃｅｄ ｂｙ 大瀧詠一）、「蒼い星くず」（チューリップ）、「お嫁においで」（槇原敬之）、「白い浜」（高橋幸宏）、「霧雨の舗道」（甲斐よしひろ）、「夜空を仰いで」（ＡＳＫＡ）、「旅人よ」（さだまさし）、「まだ見ぬ恋人」（平松愛理）、「君のために」（ＴＵＢＥ）、「二人だけの海」（木根尚登）、「白い砂の少女」（バブルガム・ブラザーズ）、「幻のアマリリア」（南こうせつ）、「ある日渚に」（玉置浩二）、「ロンリー・ナイト・カミング」（杏里）、「海、山、恋だ若大将！（美しいビーナス～小さな恋人～君の瞳の蒼空～ブライト・ホーン）」（竹中直人ｗｉｔｈ東京スカパラダイスオーケストラ）、「湘南ひき潮」（森山良子）、「海その愛」（徳永英明）、「時を越えて」（ＴＯＳＨＩ）
加山雄三は弾厚作のペンネームで数々のヒットソングを作曲。ハワイアン、ラテン、フォークソング、スローバラード、演歌調と多種多様です。彼のヒット曲は、詞があって曲をつけるのでなく、最初に曲ありき。彼の曲にぴったりの詞を書くのが岩谷時子でした。二人のコンビで次々に新曲を発表するので、しょっちゅう会って打ち合わせをしていると思われていましたが、彼が作曲したメロディに“タヒチの海岸に立って夕陽をじっと眺めている感じ”といった漠然としたメモをつけるだけで、ぴったりの文句のつけようのない詞が届けられたとのこと。
加山雄三の歌唱は一本調子なのですが、それが素朴な味わいになっています。でもって、別々に聴くのもしゃくなので、聴き比べ用の私家版ＣＤを作成。加山雄三のＬＰは１枚しか持っていないので、残念ながら８曲（「君といつまでも」「夜空の星」「蒼い星くず」「お嫁においで」「白い浜」「霧雨の舗道」「夜空を仰いで」「旅人よ」）だけしか対象になりませんでしたけどね。
