昔は映画に主演

nostalji2008-09-13

録画していた『蜘蛛の湯女』(1971年・大映/監督:太田昭和)を観る。湯女風呂を舞台にした風俗時代劇です。駆落ちの途中でゴロツキ(地井武男)に乱暴された主人公(川崎あかね)が死にきれず、湯女風呂で働くことになるんですな。そこには、父親を刺青男に殺された女(横山リエ)、仇討ち捜しの女(水上竜子)、由比正雪の残党を匿っている女(相川圭子)、自分で湯女風呂をはじめようと金を貯めている女(田中真理)といった、色々な事情を抱えた女が働いています。男たちとのHシーンとか、行水風呂の女(笠原玲子)たちとの取っ組み合いシーンとか、要はエログロが売りの映画です。当時の大映は新東宝末期と同じ状態ですね。
画像は、『蜘蛛の湯女』の川崎あかね。川崎あかねも、今じゃオデコに絆創膏を貼った長屋のオバサン(『刺客請負人』に出演していたのだよ)になっていました。
姪の結婚式に、神戸へ行く。早割りだと新幹線より飛行機の方が安いんですね。時間的には新幹線も飛行機も変わらないけど。