50年前の今日:『私は貝になりたい』放映

戦争の持つ恐怖を庶民の立場から描いた作品で、それまで“電気紙芝居”と揶揄されていたテレビドラマを一変させた名作です。橋本忍のシナリオもさることながら、テレビドラマにかける当時のスタッフの熱情が作品にも伝わり、視聴者を感動させたんですね。何度もリメークされていますが、ストーリーを追うだけでは当時のような感動を与えることはできず、平凡なものになるのは仕方ないでしょう。