録画していた『御存じ いれずみ判官』（１９６０年・東映／監督：佐々木康）を観る。内容は、加賀百万石乗っ取りの大陰謀を金さんが暴くという片岡千恵蔵十八番の“遠山の金さん”シリーズね。ご都合主義的な物語展開ですが、気楽に楽しめて悪くないです。
「悪に濁ったうぬらの目には、眩しくって到底まともにゃ見られめえ！」長袴をむんずと掴んで、片足を前に蹴り上げ、片肌脱いで見せるは遠山桜。黒幕の月形龍之介がいて、実行犯に山形勲と進藤英太郎、その配下に戸上城太郎と阿部九州男と東映悪役スターが顔を揃え、大映の悪役でお馴染みの石黒達也が加わり、彼らを相手に奥歯が痛むほどに歯軋りして力む千恵蔵節をタップリ聞かせてくれて、嬉しくなるので〜す。
『提督の決断Ⅲ』は、ニューギニア攻略。１９４２年５月１２日、ウエワク基地奪還にきたアメリカ第３・第４艦隊を撃滅するために、第２・第６・第１０艦隊が出撃し、ウエワク沖海戦で、正規空母３・軽空母２・重巡４・軽巡３・駆逐艦２２を撃沈させる大戦果をあげました。これまでのところ、正規空母と戦艦に沈没艦はなく、楽勝ムードで進んでいます。
