ＤＶＤの『ジャンゴ／灼熱の戦場』（１９８７年／監督：テッド・アーチャー）を観る。ＢＳ２で放送（劇場公開版）された時にビデオに録画保存したのですが、ＤＶＤには特典画像として公開時にカットされた幻のオープニング・シーンが収録されているんですよ。でもって、ビデオは処分。
内容は、皇帝マクシミリアンが倒された直後の混乱期のメキシコを舞台に、修道士として平穏な生活をしていたジャンゴ（フランコ・ネロ）が、独裁者（クリストファ・コネリー）に拉致された娘を救出するために戦いを開始するんですな。『続・荒野の用心棒』の正統な続篇ですが、西部劇らしくないのが気に入りません。独裁者のアジトが軍艦で、水辺の風景が多いせいもあるけど、カッコいいガンプレイがないんですよ。ネロは例のジャンゴ機関銃（前作より銃口の数が少なく、小型になっている）をブッ放すだけですからね。西部劇なら拳銃を使わないとね。確かに“決闘”でなく、“戦場”です。戦争映画でなく、西部劇にして欲しかったなァ。
