マンガの実写化

nostalji2010-06-06

録画していた『魁!!男塾』(2007年/監督:坂口拓)を観る。かつて、『少年ジャンプ』に連載されていた人気マンガの映画化です。息子が夢中になって読んでいたので、私も一緒に読んでいましたが、ハチャメチャなブッ飛びストーリーと絵の持つ迫力にハマリましたよ。民明書房の書物からの引用というインチキ薀蓄も面白くてね。原作が面白いからといって、映画が面白いわけではありません。劇場公開しているみたいですが、陳腐さばかりが目だって、金を出してまで見る作品じゃないですね。連載中なら人気便乗ということもあったのでしょうが、息子世代(団塊ジュニア)の懐古趣味に期待したのでしょうか。
画像は、ジャンプコミックの『魁!!男塾』(第5巻)で、映画のクライマックスは、この巻にある剣桃太郎坂口拓)と伊達臣人との死闘ね。原作では強邏大四凶殺でしたが、映画にはJが登場しないので大三凶殺になっています。したがって、Jと対戦する雷電も登場しません。映画では極小路秀麻呂の扱いが大きく、男の友情を全面に打ち出しています。それと根性ね。確認するために読み返したけど、やっぱりマンガは面白〜い。
“塾生は質素を旨とすべし!”“塾生は忠節をつくすべし!”“塾生は武勇を尊ぶべし!”なのだよ。