よく聴いたレコード

nostalji2010-06-07

画像は、映画音楽を収録した『スタンリー・ブラック Film Spectacular』のLPジャケット。BSハイビジョンで放映される『屋根の上のバイオリン弾き』がジャケットに使われていたもんでね。このLPには、「ウエストサイド物語メドレー」、「栄光への脱出」、「ティファニーで朝食を」、「シャレード」、「屋根の上のバイオリン弾き」、「ジェームズ・ボンド・メドレー」、「大いなる西部」、「ハロー・ドリー」、「サウンド・オブ・ミュージック・メドレー」が収録されています。スタンリー・ブラック指揮によるロンドン・フェスティバル管弦楽団と合唱団による演奏で、10分前後にわたるメドレー・ナンバ−は映画のオリジナルサウンドを超えた迫力あるものとなっています。
“PHASE 4 STEREO”とあるように、このLPは4チャンネルレコードになっています。リア・スピーカーからも音が独立して聞こえ、部屋中が音に包まれるという宣伝文句で、1972年〜75年頃、4チャンネル・ステレオがブームでしたね。4チャンネルには、マトリックス方式とディスクリート方式の2種類があって、私はマトリックス方式で聴いていました。音楽本来の演奏(ステージの臨場感)を楽しむということにおいては、4チャンネルの必要性はなく、結局一時的なブームで終りましたねェ。